ホーム >  協会のご案内 >  理事長挨拶

理事長挨拶

banner
 初代理事長の奥村忠雄氏が消費者教育及び消費者保護事業を行う任意団体として関西消費者協会を立ち上げられたのは1966年2月8日でした。今から50年前のことです。
 設立当初から掲げられていた理念は「消費者への質の高い情報の提供」「消費者行政の充実」及び「企業の消費者志向体制の強化」という3本柱でした。これらの理念は現在も堅持されているものであり、私はこの理念の根底にはよりよき市場経済を求める情念のようなモノを感じています。 
 先代の理事長林郁氏は、当時40年の歴史的な変化を踏まえ、40周年誌の巻頭でさらなるジャンプ求めて、

・「期待される協会に――消費生活相談から消費者啓発へ、情報の分析と活用を」
・「信頼される協会に――消費費者団体の方々と、情報の共有と支援を」
・「にぎわいのある協会に――新しい発見があるイベントを」

―を提唱されました。最近の変化を振り返っても2004年には消費者保護基本法が消費者基本法に、2009年には消費者庁が発足し、明治以来の生産重視から消費重視の視点が盛り込まれわが国市場経済の方向性が再考されつつあります。
 国際的な視点からは、1962年のアメリカ大統領ケネディ教書で提案された消費者の4つの権利や1982年の国際消費者機構(CI)提唱の消費者の8つの権利は共にわが国消費者行政の基本理念に深く浸透していることは周知の事実です。しかし一方でグローバリズムへの警鐘も謙虚に再考される必要があると感じています。
 国内・国際両方の面で再考すべき時期にさしかかっています。私は、今こそ時代の流れを熟視する冷静な消費者運動を展開すべき局面と考えています。公益財団法人関西消費者協会は、今後とも関連する諸団体と共に連携し、よりよき市場経済のあり方を求めて邁進していく所存です。

公益財団法人 関西消費者協会
理事長 惣宇利 紀男

 

Copyright(c) 2013 The Society for the consumers of Kansai All Rights Reserved.